1階が工房の家

朝の犬の散歩がご縁の設計依頼

2010年
熊本市中央区

それまで住んでおられた家の建て替えでした。
旧居の雰囲気はなくなりましたが、奥さんが収穫を楽しみにしておられた庭の梅の木を残しました。

建築概要
工房兼住宅
木造2階建て

1階がアトリエと作業スペース、2階が住まいになっています。
外壁のガルバニウム鋼板大波板横張りは建て主のたっての要望だったので、板金の大波は納まりと雨仕舞が難しい為、ディテールの検討を重ねました。

工事費を節約するため、1階は階高を2450mmと抑え、木の梁と針葉樹合板の現し(天井兼用)としました。2階の軒高も2350mmに押えましたが、LDKは片流れ屋根形状をそのまま現すことで伸びやかな空間としました。
階高を押えて仕上げ省略すると、電気配線のスペースが課題になるので、部屋に長押式の配線スペースを設け、将来の可変対応も可能なように工夫しています。

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