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伯父の家

施工者は地元の建設会社だが、木材は熊本の大工で手刻み加工したものを東京に運んで組み立てた

2008年
東京都

住宅
木造2階建て
太陽熱空気集熱パッシブソーラー

都会で暮らす娘の家族と、共働き家族の子育てを応援するために老後を東京で過ごす決意をした伯父夫婦の家
従妹に「この家のおかげで両親が長生きできます」と言ってもらった。

東京都内の2世帯同居住宅で、2週間に1度現場監理に行った。
東京での現場ということで建設会社選定に時間を掛け、自ら数社の会社を尋ね歩き、太陽熱空気集熱パッシブソーラーを熟知している会社にお願いした。

敷地は高度成長期に宅地開発された地域にあり、用途地域は第一種低層住宅地域で建築協定もあり、住宅環境としては理想的である。近隣では建替えの住宅が増えていた。

建蔽率40%、容積率80%なので、2世帯同居住宅として総2階の計画になった。
1階は2世帯兼用のLDK、親世帯寝室、浴室水回りを設け、2階にもコンパクトなLDK
寝室、子ども部屋、浴室など水周りを設けた。

木材は熊本県産材を使い、棟上げまでは熊本の熟練の大工に施工してもらった。

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